文型一、~といえるほどのものじゃありません
☆意味:~程度ほどすごくない
☆謙遜するときによく使う
例:
A:日本語お上手ですね。
B:上手といえるほどのものじゃありません。
文型二、AだけじゃなくBも
☆A、B:普通形(な形容詞、名詞:だ)
☆Bを追加して話したいとき使う
例:
A:BさNは日本語を勉強してるんですね。
B:ええ、実は日本語だけじゃなくて、スペイン語も勉強しているんです。
文型三、Nといえば‥‥
☆意味二つあります
①Nで思い出したんだけど‥‥
☆話題をかえるとき使う
例:
A:今週の台風はとても大きかったですね。
B:台風といえば、野菜が高くなるそうですよ。
A:昨日病院で点滴をしたんです。
B:点滴といえば、日本で点滴を使った殺人事件があったそうですね。
新しい話題
②Nから連想することは‥‥
☆定番を話すときに使う(連想)
☆といえば=というと/といったら(よく使う、同じ意味)
例:
1.台湾のお土産といえば、パイナップルケーキです。
2.小籠包といえば、ディンタイフォンです。
3.A:四月に日本へ行きます。
B:いいです。四月といえば桜ですね。どこへ見に行きますか。
文型四、普通形+という
☆ひらがなで書く
☆意味:~そうです「伝聞」
☆文章でよく使う(話すときは使わない)
例:アメリカの大統領選挙の結果、トランプさんが次の大統領になったという。
文型五、たびに
なし。
文型六、N1に関するN2/Nに関して‥‥
☆意味:~について
☆「について」より書言葉
☆話す、きく、考える、書く、調べるの内容を話すとき
☆詳しい内容のときは使わない
例:
1.大学で情報セキュリテェーに関する論文を書きました。
2.大学でソフトウェアに関する勉強をしました。(しています)
3.ヒラリーに関する本を出版しようとしています。
文型七、普通形+わけではありません/わけではない
☆な形容詞、N:だ+な
☆意味:必ず~じゃない、絶対~じゃない=少し~だ
☆部分否定するとき使う
☆ほっきり話したくないとき使う
☆「では」=「じゃ」会話で使う
例:
A:肉食べないの?
B:肉嫌いなんです。àAさんがかわいそう。
肉嫌いなわけじゃないんですけど‥‥。/肉嫌いなわけではないんですけど‥‥。à少し嫌いです(心の中は嫌い)
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A:日本語を勉強しようと思ってるんだけど、日本語って難しい?
B:うーん。難しいわけじゃないけど‥‥。助詞が難しいよ。à少し難しいです(心の中は難しい)
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A:今度、日本に行って○○ラーメンを食べようと思ってるんだけど、おいしい?
B:うーん。おいしくないわけじゃないけど‥‥。à少しおいしくない(心の中はおいしくない)
--
A:今度、日本に行って、○○を買おうと思ってるんだけど、便利かな?
B:うーん。便利じゃないわけじゃないよ。à少し便利じゃない
文型八、普通形+のではないか/のではないだろうか(十四課‥11)
☆な形容詞、N:だ+な
☆意味:~と思う
☆書くとき、自分の意見を謙譲に話すとき使う
☆会話で使うとき~のではないか+と思う/と考える/ということだ
☆自分の意見や感想をやさしく言う感じ(間接的)
※上司や上の人に話すときに使うことが多い
※専門家の人が話すときよく使っている
例:
「PPAP」知ってる?謎のおっさん歌手・ピコ太郎が世界にピコブームを巻き起こしの原因は?
1.妙なテンポがおもしろいのではないかと思います。
2.曲のテンポが覚えやすいのではないかと思います。
3.一回聞いたら忘れないのではないかと思います。
4.ヒョウ柄とパンチパーマとチョビヒゲが目立つのではないかと思います。
文型九、普通形+のだ(のである)/のです/んだ/んです
☆な形容詞、N:だ+な
☆前文の言い換え
☆前文からわかったこと、納得したこと
例:
1.
A:お酒飲みますか。
B:すみません。まだ飲めないんです。
A:未成年なんですね。
2.
A:「君の名は」という映画、もう見ましたか。
B:いいえ、まだです。
A:この映画はストーリーもいいし、音楽もいいし‥‥。
B:だからいい映画なんですね。/人気があるんですね。/みんな見ているんですね。
復習:
① ~んですか:状況説明するとき
② ~んです:強調して話したいとき
③ ~んですか:もっと説明して欲しい時、関心があるとき
④ ~んです:理由