どんな人、どんな時に敬語を使いますか?
① 自分より上(年齢、地位)、例:先輩、上司
② 知らない人、初めて会った人
③ 「ソト」の人
敬語の種類
① 尊敬語:相手の動作を自分より上にする
② 謙譲語:自分の動作を相手より下にする
③ 丁寧語:~で ございます、
~でも、よろしいでしょうか。
尊敬語の作り方
① 受身動詞作り方と同じ
② お~になります(お+ます形+になります)
※○ます、例:見ます、います‥‥ますの前が1文字のとき、使えません。
※特別な尊敬語がある動詞、使えません。(參考下表)
③ 特別な尊敬語がある動詞(一番丁寧)(參考下表)
謙譲語の作り方
① お~します、ご~します
② 特別な謙譲語(參考下表)
謙譲語の使うとき
① 相手に関係がある。
1、部長:今日のニュース見た?(部長と関係がありません)
私:見ました。
2、部長:昨日あげた資料見た?(部長と関係があります)
私:拝見しました。
3、陳:先生、お持ちしましょうか。
先生:あら、ありがとう。陳さん、日本語が上手になったわね。
陳:ありがとうございます。でも、まだまだです。
先生:秋休みはどこかへ行ったの?
陳:はい。金さんたちと富士山へまいりました。とても楽しかったです。(先生と関係がありません)
先生:そのとき敬語を使わないで「行きました」でいいのよ。
陳:じゃあ、「まいりました」はどんな時に使うんですか。
先生:相手て関係のある話をする時。例えば、わたしが「陳さん、明日九時に学校へ来てください」と言ったら‥‥
陳:「はい、まいります」。
先生:そうそう。ほんとに来てね。
陳:先生、明日は休みですよ~!
② 自己紹介自分について話すとき、相手に関係がありませんが、謙譲語を使ってもいいです。
特別な尊敬語&謙譲語
ます形 |
尊敬語 |
謙譲語 |
行きます |
いらっしゃいます |
参ります |
来ます |
||
います |
おります |
|
食べます |
召し上がります |
いただきます |
飲みます |
||
もらいます |
× |
|
言います |
おっしゃいます |
申します |
知っています |
ご存知です |
存じております |
知りません |
ご存知じゃありません |
存じません |
見ます |
ご覧になります |
拝見します |
寝ます |
お休みになります |
× |
くれます |
くださいます |
× |
会います |
× |
お目にかかります |
~さんのうちに(行きます)聞きます |
× |
伺います |
例:
1. 店員:お客様、お席があきましたらお呼びします/お呼びいたしますので、それまでメニューをごらんください。
2. 店員:毎度ありがとうございます。10,000円預かります。1,700円のお返しでございます。
客:おいしかったです。この案内表をもらってもよろしいでしょうか。
3. 学生:先生は○○大学の木村先生をご存知ですか。
先生:ええ、存じております。
4. A:もしもし田中と申しますが、木村さんはいらっしゃいますか。
B:はい。少々お待ちください。
5. 先生、もし韓国へ来たら、必ずご連絡して下さい。わたしがご案内します。
6. 司会者:優勝おめでとうございます。すばらしいスピーチでした。
ミラー:ありがとうございます。
司会者:緊張なさいますか。
ミラー:はい、とても緊張いたします。
司会者:テレビで放送されることはご存知でしたか。
ミラー:はい。ビデオに撮って、アメリカの両親にも見せたいと思っております。
司会者:賞金は何におつかいになりますか。
ミラー:そうですね。わたしは動物が好きで、子供のときからアフリカへ行くのが夢でした。
司会者:じゃ、アフリカへいかれますか。
ミラー:はい。アフリカの自然の中できりんや象をみたいと思います。
司会者:子供のころの夢がかなうんですね。
ミラー:はい。あのう、最後にひとことよろしいでしょうか。
司会者:どうぞ。
ミラー:このスピーチ大会に出るために、色々ご協力くださった皆様に心から感謝いたします。